土地を見学した際、何をチェックされていますか?
日当たりや隣地の建物、接面道路の状況など様々な項目が挙がってくるかと思います。しかしこれらを確認したにも関わらず、生活を始めてから「あれ?見学した時と違うな」と感じる人も少なくありません。ここでは“ちょっとしたズレ”を回避するために、考えられる見落としがちなチェックポイントを確認しておきましょう。
時間帯や曜日を変えて現地を見学
土地を探されている方は休日の日中に現地を見学する方が多いかと思います。しかし、時間帯や日によって雰囲気が大きく変わる土地もあります。
見学した時には静かで落ち着いた雰囲気の場所でも、例えば小中学校が近所にある場合、通学時間帯には賑やかになります。平日には前面道路が抜け道になっていて車通りが多くなることも考えられます。すべての状況を把握するのは難しいかもしれませんが、住み始めてから感じる“ちょっとしたズレ”はストレスに繋がります。少しでもそのような状況を避けるためにも、時間帯や曜日を変えて複数の状況を見ておきましょう。
またその際には、できる限りご家族全員で現地を見られることをお勧めします。その場で「誰が何を気に入っているのか」「何を気にしていたか」などご家族内で意見の共有ができ、自然と家族会議に繋がります。
幹線道路や線路からの距離・音を確認
すぐ近くに幹線道路や線路がある場合、音や振動が気になるところです。もちろん全く気にならないという方もいらっしゃいます。これまでにそういった環境で生活した経験がある方はすぐに判断ができるものですが、経験がない方は実際に隣近所の方のお話を伺うのも一つの手段です。
幹線道路や線路の音以外にも周辺環境の情報を仕入れるには、やはり実際にお住いの方に聞くのが一番です。お子様や女性にとって安全な道を把握したり、近隣にお住いの年齢層なども分かれば判断材料になるでしょう。
隣地の植栽、越境物の有無
例えば秋冬の時期に現地を見学した場合、当時は問題のなかった隣地の植栽が、暖かい時期になると成長し越境してくることがあります。冬場にはそれほど存在感のなかった窓付近の植栽が、葉をつけると採光を遮ってしまうこともあり得ます。
越境や採光を遮断してしまう可能性のありそうな植栽を確認しておくと、事前に隣地の方にお話しをしておいたり、設計の段階でそれを考慮したプランづくりなどの対策が取れます。
いかがでしたでしょうか。重要な土地選びの際は是非参考にしてください。お困りのことやご相談は株式会社ウエスタまでお気軽にどうぞ。